電話

2003年4月17日
彼は突然電話してきた。

初め私は誰だか分らなかったが、
彼が自分の名前を告げると、懐かしい気がした。
この声を私は長いこと待っていたのだ。

彼は海外はどうだった?等特に関係ない話しを
し始めた。
私は、こんなことを話したいんじゃないって事を
すぐに伝えた。
本題に入らなければ腹の虫もおさまらなかった。

私は電話も1年前ぐらいからしてないし、
しかも何度もしてないと言う事を伝えた。
彼は対してそんな話しは聞きたくなさそうだった。
あぁ、そうなんだと反応も薄い。
自分の携番を教えたくないってどういうことか
聞いた。
そうしたら予想外の答えが返ってきた。
そんなこといってないよと。
はぁ、どう言う事だ。
まったくをもって意味がわからない。
彼曰く、自分が頼んでいるのに電話をかけて等
言えないというのだ。
全くややこしい話だ。
というと、どこで話はこじれてしまったんだ。
私が怒った理由はあるの?
彼からしてみれば、なんで留守電でこんなに
怒っているんだろうと思ったに違いない。
それで一応は話はすべてクリアになった。
で、沈黙が続いた。
私は何を話していいかすごく迷った。
彼との間に沈黙があるなんてことが今までに
無かったから余計に辛かった。
これが離れていた分の証なんだと思ったら
とても悲しい気持ちになった。
だから、もう切るねと告げ電話を終わらせた。
多分5分ほどの短い時間の電話だった。
すごくドキドキしたし、汗をかいていた。
が、そのせいで私は忘れていたのだ。
彼になぜ電話をくれなかった理由を聞くのを。
あぁ、なんということだ。
1番聞きたかったことじゃないか、、、
でも電話は切ってしまった。
しかも、またねって言う終わりじゃなく、
元気でねって感じの終わりで。
なんとなく電話かけづらい。
ていうか、私は電話をしてもいいのか?

でも私は決心をした。


コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索