悲しい出来事

2003年4月8日
私達の仲は永遠だと思っていた。

でもそれは違った。
就職という形でそれはちょっとずつ崩れていった。
彼が入社と同時に転勤ということだった。
それも前から決まっていた事を私には黙っていた。
私は転勤する2日前に聞いた。
かなりの衝撃だった。
涙が止めても止めても出てきた。
一緒に行こうと考えた。
でも、出来なかった。
あんなに彼だけしか見えなかったはずなのに、、、

それから私達の遠恋は始まった。
彼の毎日かけてくれる電話常に待った。
彼と離れていても彼の言いつけを守った。
ばれなきゃ大丈夫という友達に
傍にいない時ほど完璧にしたいと言っていた。

月初になると決まって、その月に
連休の休みはあるかどうかチェックした。
金曜日や月曜日がお休みだと、私が
彼のところに行き、少しでも長く一緒に
いられたから。
その為だけに働いていたような気がする。
月に1度はいくようにしていたけど、
段々行けなくなっていった。
初めの方は毎日あった電話が1週間に1度になり、
2週間に1度になり、1ヶ月に1度になっていった。
それでも私は待ち続けた。
彼を好きだったから。
1ヶ月ぶりに電話がきた時も
なんで電話くれなかったの?と聞くよりも
電話してくれてありがとうという気持ちが
大きかったんだと思う。

彼の方が一生懸命だった関係がいつしか
私の方が一生懸命に変わっていた。

それから彼からの連絡が無くなった。


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